11月25日(土)今季最終戦の西寺尾ライオンズ杯でした。

寺尾小学校でのアップを終え6年生2人から保護者の皆さんへ今日までの感謝の言葉を伝えいざ出陣。

冷たい風が吹くこの時期らしい天気の中、1回戦の相手は御厨神宮さん。

このチームが勝とすれば1点差だと考えキャプテン柾に後攻を取るよう指示。

1回表エラーからピンチを迎えますがショート和樹の見事なダブルプレーもあり0点に抑えます。

1回裏先取点をとればゲームを優位にできると期待していた3人がいずれも倒れ3者凡退。

2回もお互い無得点で終わり迎えた3回表1アウトから1番バッターにヒットを許しそのあとエラーも重なり2点を許します。今シーズン勝利した試合はいずれも先制してきましたので先取点をとられ焦る子供たちの姿がありました。ベンチに戻ってきた時には心を落ち着かせようと座って指示を与え

2点はとられたものの2点ならまだウチのペースだぞと打順が上位に回ったところで勝負だぞと。

そして4回裏の攻撃1番からはじまる上位打順総太が四球を選び和樹のヒットと好走塁で2点を返し同点に追いつきます。その後ランナーを3塁において下位打順に打席が回るタイミングとなります。

タイムをとり打者と3塁ランナーにホームスチールを指示。下位打順は1年生が並ぶため点を取るとしたらこれしかないと。3塁ランナー柾がホームを狙うも相手バッテリーも警戒しておりスタートが切れません。結局作戦は実行できずこの回2点どまり。ここで逆転できていれば展開は違ったそう思う場面でした。そして最終回エラーやヒットから8点を一気に奪われその裏4点を返しましたが

6対10涙をのみました。

今シーズン6人でスタートしたチームがつらい冬の練習を乗り越え、春になり1年生が7人も入ってきてくれ今では15名となり半分以上が1年生と3年生という異例の状況でしたが6年生の柾と総太を中心に本当によく戦ってくれました。勝ち星こそ少なかったものの勝つことより大切なことを多く学んだのではないでしょうか。野球ができることへの感謝、大会にでれることへの感謝、後輩たちへの思いやり、いつも支えてくださる保護者の皆さんへの感謝、それらが今年の寺尾イーグルスにはありました。他地域ではチームの存続自体が危ぶまれているという話をよく耳にしますが6年生2人を中心にチームみんながその灯りを消すことなく灯し続けてくれました。ありがとうの感謝しかないです。

今シーズンも残すところあとわずかですが最後まで事故や怪我無く無事に活動を終われることを祈りつつ既に来年への闘志を燃やし充電期間に入りたいと思います。

次は卒団式などをご紹介できたらと思います。

では次回まで!