夏の陣2024

さぁ今年もこの季節がやってまいりました。

長野市内の少年野球NO1の座を目指し長野県営野球場を舞台に熱く燃える大会と言えば長野市少年野球大会です。

新チーム結成の1月から前半戦の目標とする大会に向け練習を積んできました。

8月3日(土)に開会式迎え14名全員で堂々の行進です。

初戦当日は平日にも関わらず多くの保護者の皆さんの協力もあり長野市大会独特の雰囲気なか17時30分プレイボールに向け13時から軽めの練習をしいざ出陣です。

球場に着いてからも雰囲気を感じながら試合時を待ちます。

選手14名そして保護者の皆さん、応援にかけつけていただいたOBや松代地区の少年野球関係者の皆さんが見守る中、先行寺尾イーグルス、後攻南原育成少年野球で17時30分プレイボールです。

1回表寺尾イーグルスの攻撃

先頭のキャプテン星耶がカウント3-1から高めの球を見極め四球となりガッツポーズで出塁します。

続く2番和樹、ここは迷わず送りバントのサイン1球ファールとなるものの次のボールで確実に決め1アウトランナー2塁の先制のチャンスをつくります。

ここで3番遥希、外角の球をファールで粘りながらフルカウントまで持っていきましたが最後やや高めの球に手が出て空振り三振に倒れます。

続く4番希衣、初球から積極的に振っていきます。カウント1-1になったところでスチールを仕掛けます。2アウト3塁とし先制のチャンスは続きましたが三振に倒れ初回無得点に終わります。

その裏守備につくのはピッチャー星耶、キャッチャー啓汰、ファースト希衣、セカンド琉伸、サード和樹、ショート遥希、レフト凛桜、センター岳蔵、ライト京輔の9人。

南原さんの先頭をキャッチャーフライにとり1アウト。3週間前にキャッチャーを始めたばかりの啓汰ですがいい反応です。素晴らしい!

続く2番に四球を与え3番にレフトの頭を超える3ベースヒットを打たれます。

ここの中継プレーがひとつ課題として残りました。

3塁に送るはずのボールでしたが2塁へカットが入ってしまい3塁で刺せたプレーでした。

この試合の最も大事な場面だったように感じます。中継の指示と動きまた練習ですね。

その後も2つの四球でピンチは続きましたが練習してきた2塁牽制で刺した場面や絶妙なタイミングでの1塁牽制でランナーを挟みアウトにとったことなど地味なプレーではあるもののその意味をしっかりと理解し実践してくれたこと本当にうれしく頼もしく思えるプレーでした。

初回4点を先制されいつもならベンチに戻ってくる子供達も表情が暗いですが今日は雄たけびを上げて戻ってくる子ガッツポーズして戻ってくる子と『まだまだこれから!やってやる!』という強い気持ちが出ていました。

2回表の攻撃は5番啓汰から初球をとらえるもセカンドゴロで1アウト。4点とられた後の攻撃でしたのでここはじっくり攻めたかったですが指示が徹底できませんでした。

続く6番は琉伸、2ストライクを簡単にとられますが3球目を振りぬきセンターの前に落ちるヒットを放ちます。3球目で対応できる2年生素晴らしいヒットでした!

続く7番岳蔵、ここでワイルドピッチでランナー2塁に進みます。岳蔵は3球目をバットにあてるもピッチャーゴロで2アウト。アウトにはなりましたが必死に食らいつくスイングでした。

2塁に進んだ琉伸でしたが牽制でタッチアウトとなり3アウトチェンジ。こちらも無理をするなと指示が徹底できず私のミスです。

離塁、帰塁そして状況に応じた走塁こちらも練習ですね。

2回の裏は先頭から4者連続四球やワイルドピッチでピンチは広がり5点を失います。

0対9となり3回表最終回の攻撃となります。

先頭は途中から守備についた優生でしたが3球三振に倒れます。でも振っての三振です。ナイススイングでした。

次も同じく途中から守備についていた晟太郎、見事な選球眼で四球を選びます。

打順は1番に戻り星耶。カウント2-1からサードゴロに倒れますがランナーは2塁に進みます。

その後相手のワイルドピッチで晟太郎3塁まで進み2アウト3塁とします。

どうしても1点が欲しい次につながる1点が欲しい皆がそんな思いでいたのではないでしょうか。

ここでバッターは2番和樹、3球目をサードベース前のライン際へ小フライとなり左バッター特有回転のかかった打球を相手サードが落球、ファールかフェアか微妙なあたりでしたが2アウトでしたのでスタートを切らなくてはいけなかったところでしたが最後中途半端な走塁となってしまいタッチアウトで3アウト試合終了。ここもコーチャー含め走塁の意識を上げていかなくてはと思った場面でした。

当日打席や守備の出番はなかったものの1塁コーチャーとして頑張ってくれた栞苗、3塁コーチャーとして頑張ってくれた莉望、ボールガールとして活躍してくた結依菜14名全員が持ち場持ち場で役割を果たしてくれました。

なにより唯一の6年生星耶の為に勝利をと挑みましたが彼がやりきったとそう言ってくれたことが嬉しくまずは最後の長野市大会お疲れ様。

最後になりますが試合終了までたくさんの方に応援いただき多くの方に支えられチームがあるんだと改めて実感した長野市大会でした。直接お礼やご挨拶が出来なかった方もいらっしゃるかもしれませんのでこの場をお借りしてお礼申し上げます。応援いただき本当にありがとうございました。

チームとしては悔しい結果にはなりましたがこの貴重な経験を必ずや次に生かす。

夏の陣2024は終わりを迎えましたが次なる目標を設定し最後はこの言葉で締めたいと思います。

『グラウンドの借りはグラウンドで返す』

 

*不足の画像は後ほどアップ致します!